気候変動に関する世界市長・首長協議会 規約
気候変動に関する世界市長・首長協議会(WMCCC)は,2005年2月16日の京都議定書の発効を受け,日本・京都市の桝本賴兼市長の呼びかけにより創設される。
1.設立発起人
桝本賴兼京都市長
2.特徴
気候変動に関する世界市長・首長協議会は,気候変動に関わる自治体リーダーの集まりであり,世界的に組織された「イクレイ-持続可能な自治体協議会」との提携関係のもとに設置される。
この協議会は,市長又は自治体リーダーと呼ばれる者が,自らが会員として参加する意思のもとに組織される。
3.目的
世界市長・首長協議会の目的は,
・地方における政策的な気候変動対策を促進すること。
・イクレイの気候変動防止都市(CCP)キャンペーンの政策的側面と影響力を強めること,そして先進都市のネットワークを広げること。
・京都議定書の削減目標を達成するために自治体リーダーの国際協力を促進すること。
・世界的な気候変動保護のための多国間のメカニズム(排出量取引等の京都メカニズム)を効果的に実施されるよう,政府に政策提案を通じた支援を行い,将来の世界的な気候保護体制についての国際交渉に影響力を持つこと。
・国連持続可能な開発に関する委員会(UNCSD),国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC-COP)及び京都議定書締約国会議(MOP)の会議に,地方自治体の代表団を組織するとともに,効果的な財源を確保すること。
4.協議会の会員
市長及びそれ相当の地方自治体のリーダーが,名誉議長,議長,副議長,リーダーシップグループメンバーによる招聘のもとに,協議会の会員になることができる。
会員(メンバーシップ)は,個人資格であり,地方自治体の承認は必要ではない。
任期満了の市長については,協議会の会員資格を保有し,協議会に専門的知識を助言する立場で,その肩書きを使い続けることが認められる。
5.会員の利益
世界市長・首長協議会の会員は,
・地球のリーダーとして,私たちの惑星上で生きていくために関わる問題であることについての認識を持ちあわせる。
・私的な説明会,ハイレベルの専門家,政治・経済の指導者との限られた行事に招かれる。
・国連気候変動枠組条約締約国会議やイクレイ世界大会など注目される行事に招かれる。
・気候変動政策に関連する問題についての最新情報を受けられる。
6.名誉議長
桝本賴兼京都市長が当協議会の名誉議長に就任する。
7.議長及び副議長
協議会には,議長及び副議長を置く。
第1期の正副議長は,設立発起人に任命される。
第1期は,2007年に予定されている次回の世界市長・首長協議会の会合までとし,2年間とする。
次期の正副議長は,名誉議長及び協議会のリーダーシップグループの承認を受け,イクレイの理事会により2年の任期で任命される。正副議長の再任は妨げない。
8 議長の役割
責任:
・協議会の代表であること。
・リーダーシップグループ及び事務局との協議のもと,協議会の協議テーマを決定する。
・気候変動に関する問題について,地方自治体の立場で協議をリードする。
・報道機関に協議会の政策の方針・声明を発表する。
・必要に応じて,国際会議において政策方針・声明を発表する。
副議長との共通責任
・第1代議長であるベルベル・ディークマン ボン市長(ボンに拠点を置く国連気候変動枠組条約事務局とのパートナー)は,トロントを拠点としているイクレイ世界事務局と緊密な連携のもとで,第1期の協議会の会員を確保するとともに,設立総会の議案をつくる。
9.副議長の役割
副議長は,議長の合意のもとで役割遂行を補佐し,議長が不在又は事故ある際には,その代理を務める。
第1代副議長は,イクレイの本拠地の支援者であるトロント市の市長ディビッド・ミラー氏が就く。
10.リーダーシップグループ
協議会には5名から12名までで構成されるリーダーシップグループを置く。
リーダーシップグループメンバーの任期は,議長,副議長と同一とする。
リーダーシップグループメンバーは,イクレイの提案により,議長,副議長との協議のもと,設立発起人によって任命される。
リーダーシップグループメンバーは,再任を妨げない。
11.リーダーシップグループの役割
リーダーシップグループメンバーは,協議会に対して,著名なその肩書きと名義を与えるもとする。
リーダーシップグループは,気候変動に関する問題についての協議会の協議テーマと地方自治体の位置付けについて,第一段階の協議機関である。
リーダーシップグループは,協議会の全会員に送付する発表予定の政策声明草案を承認する。
12.上級顧問
事務局は,協議会に専門的知識と経験,名声を与える1~3人の上級顧問を任命することができる。
13.運営方法
議長は,リーダーシップグループと事務局との協議の後,協議会の会議の議題を定期的に作成する。
政策方針・声明に関する協議は,Eメールやウェブ上でのオンライン会議でなされる。
協議会は,必要に応じて,会員が集まり開催するものとする。
14.参加
世界市長・首長協議会の会員は,私的な立場で上級レベル会議に招聘される。
自らがこの会議に参加する意思を持っていることが奨められる。
本人が参加できない場合は,代理を出席させることができる。
15.イクレイと協議会の関係
気候変動に関する世界市長・首長協議会は,設立発起人とイクレイ –持続可能性をめざす自治体協議会との緊密な協力関係で設立された。
カナダ・トロント市にある事務局の応援のもとで,イクレイは協議会を支援する。
協議会は,政策の提供と相談の組織体としての役割を果たす。さらに,イクレイの気候変動保護都市(CCP)キャンペーンの推進組織でもある。この協議会は,規約により,イクレイの理事会により承認された CCP キャンペーンの規約とは,明確に違った別の役割を持つ。
名誉議長,議長,副議長は,イクレイ定例理事会と3年毎のイクレイ世界大会(イクレイ理事会が承認したもの)に招聘される。
協議会は,イクレイ事務局を通してイクレイの理事会に,意見と決意を提案します。イクレイ理事会の賛成のもとに協議会の活動(解決策)は,イクレイの活動方針になります。
16 財源
世界市長・首長協議会は,個人,すなわち,気候変動に関心のある市長や他の自治体リーダー自身の意思として,参加を表明した会員有志の組織である。
協議会は,出資者,資金提供者,資金援助者による独立採算により運営される。
世界市長・首長協議会では,(a) イクレイの本部の事務局, (b) 代表の活動, (c) 会議,のために資金が必要である。
(a)事務局
・事務スペースと機材
イクレイは,世界事務局内に事務スペースと機材を提供する。そして,それはトロント市,カナダ政府の厚意によって提供される。
・事務員
イクレイは,世界市長・首長協議会に必要な事務員を提供する。パートタイムから始める。協議会が大きくなり,仕事の展開に従って,フルタイムにする必要になるかもしれない。これには特定の資金が必要である。
(b)代表の活動
名誉議長,議長,副議長,リーダーシップグループメンバーは,他の協議会会員同様,会議や重要行事における協議会代表としての参加経費(旅費,宿泊費,食費)は,自己負担とする。
(c)協議会の会議
協議会の会議経費(準備,受入)は,それぞれの主催都市によって提供された資金,企業や政府の後援などにより賄うこととする予定である。
協議会の会員と同様,リーダーシップグループメンバーは,会議に出席するための経費は自己負担とする。
17.年会費
協議会は,会員によって共同運営されている独立機関であることから,協議会の各会員が事務局の年毎の経費を負担することとする。
事務局は予算を提出し,設立総会で賛成を得て,WMCCCの第1期協議会の会員に年会費を請求し,第1期終了後,会費は実際の経費により,参加会員と協議調整することとする。
財政面その他負担していただく範囲において,名誉議長,議長,副議長は,会費を免除される。
第1期(2005年12月~2006年11月及び2006年12月~2007年11月)の年会費は,1,000米ドル(協議会会員の賛成による)とする。
18.登録
協議会への参加者は,事務局に登録手続をする。
19.事務局
協議会の事務局は,活動の提案や,文書の準備,決定を実行するなどの業務を担い,正副議長及びリーダーシップグループを支える任を負う。
協議会事務局は,イクレイ世界事務局がその機能を担う。
(事務局所在地)
ICLEI-持続可能性をめざす自治体協議会 世界事務局
カナダ オンタリオ州 トロント市 M5H 2N2
ウエスト・タワー16階 トロント市役所
電話 +1-416/392-1462
FAX +1-416/392-1478
Eメール world.mayors.council@iclei.org
(2005年12月5日 設立総会で承認)
1.設立発起人
桝本賴兼京都市長
2.特徴
気候変動に関する世界市長・首長協議会は,気候変動に関わる自治体リーダーの集まりであり,世界的に組織された「イクレイ-持続可能な自治体協議会」との提携関係のもとに設置される。
この協議会は,市長又は自治体リーダーと呼ばれる者が,自らが会員として参加する意思のもとに組織される。
3.目的
世界市長・首長協議会の目的は,
・地方における政策的な気候変動対策を促進すること。
・イクレイの気候変動防止都市(CCP)キャンペーンの政策的側面と影響力を強めること,そして先進都市のネットワークを広げること。
・京都議定書の削減目標を達成するために自治体リーダーの国際協力を促進すること。
・世界的な気候変動保護のための多国間のメカニズム(排出量取引等の京都メカニズム)を効果的に実施されるよう,政府に政策提案を通じた支援を行い,将来の世界的な気候保護体制についての国際交渉に影響力を持つこと。
・国連持続可能な開発に関する委員会(UNCSD),国連気候変動枠組条約締約国会議(UNFCCC-COP)及び京都議定書締約国会議(MOP)の会議に,地方自治体の代表団を組織するとともに,効果的な財源を確保すること。
4.協議会の会員
市長及びそれ相当の地方自治体のリーダーが,名誉議長,議長,副議長,リーダーシップグループメンバーによる招聘のもとに,協議会の会員になることができる。
会員(メンバーシップ)は,個人資格であり,地方自治体の承認は必要ではない。
任期満了の市長については,協議会の会員資格を保有し,協議会に専門的知識を助言する立場で,その肩書きを使い続けることが認められる。
5.会員の利益
世界市長・首長協議会の会員は,
・地球のリーダーとして,私たちの惑星上で生きていくために関わる問題であることについての認識を持ちあわせる。
・私的な説明会,ハイレベルの専門家,政治・経済の指導者との限られた行事に招かれる。
・国連気候変動枠組条約締約国会議やイクレイ世界大会など注目される行事に招かれる。
・気候変動政策に関連する問題についての最新情報を受けられる。
6.名誉議長
桝本賴兼京都市長が当協議会の名誉議長に就任する。
7.議長及び副議長
協議会には,議長及び副議長を置く。
第1期の正副議長は,設立発起人に任命される。
第1期は,2007年に予定されている次回の世界市長・首長協議会の会合までとし,2年間とする。
次期の正副議長は,名誉議長及び協議会のリーダーシップグループの承認を受け,イクレイの理事会により2年の任期で任命される。正副議長の再任は妨げない。
8 議長の役割
責任:
・協議会の代表であること。
・リーダーシップグループ及び事務局との協議のもと,協議会の協議テーマを決定する。
・気候変動に関する問題について,地方自治体の立場で協議をリードする。
・報道機関に協議会の政策の方針・声明を発表する。
・必要に応じて,国際会議において政策方針・声明を発表する。
副議長との共通責任
・第1代議長であるベルベル・ディークマン ボン市長(ボンに拠点を置く国連気候変動枠組条約事務局とのパートナー)は,トロントを拠点としているイクレイ世界事務局と緊密な連携のもとで,第1期の協議会の会員を確保するとともに,設立総会の議案をつくる。
9.副議長の役割
副議長は,議長の合意のもとで役割遂行を補佐し,議長が不在又は事故ある際には,その代理を務める。
第1代副議長は,イクレイの本拠地の支援者であるトロント市の市長ディビッド・ミラー氏が就く。
10.リーダーシップグループ
協議会には5名から12名までで構成されるリーダーシップグループを置く。
リーダーシップグループメンバーの任期は,議長,副議長と同一とする。
リーダーシップグループメンバーは,イクレイの提案により,議長,副議長との協議のもと,設立発起人によって任命される。
リーダーシップグループメンバーは,再任を妨げない。
11.リーダーシップグループの役割
リーダーシップグループメンバーは,協議会に対して,著名なその肩書きと名義を与えるもとする。
リーダーシップグループは,気候変動に関する問題についての協議会の協議テーマと地方自治体の位置付けについて,第一段階の協議機関である。
リーダーシップグループは,協議会の全会員に送付する発表予定の政策声明草案を承認する。
12.上級顧問
事務局は,協議会に専門的知識と経験,名声を与える1~3人の上級顧問を任命することができる。
13.運営方法
議長は,リーダーシップグループと事務局との協議の後,協議会の会議の議題を定期的に作成する。
政策方針・声明に関する協議は,Eメールやウェブ上でのオンライン会議でなされる。
協議会は,必要に応じて,会員が集まり開催するものとする。
14.参加
世界市長・首長協議会の会員は,私的な立場で上級レベル会議に招聘される。
自らがこの会議に参加する意思を持っていることが奨められる。
本人が参加できない場合は,代理を出席させることができる。
15.イクレイと協議会の関係
気候変動に関する世界市長・首長協議会は,設立発起人とイクレイ –持続可能性をめざす自治体協議会との緊密な協力関係で設立された。
カナダ・トロント市にある事務局の応援のもとで,イクレイは協議会を支援する。
協議会は,政策の提供と相談の組織体としての役割を果たす。さらに,イクレイの気候変動保護都市(CCP)キャンペーンの推進組織でもある。この協議会は,規約により,イクレイの理事会により承認された CCP キャンペーンの規約とは,明確に違った別の役割を持つ。
名誉議長,議長,副議長は,イクレイ定例理事会と3年毎のイクレイ世界大会(イクレイ理事会が承認したもの)に招聘される。
協議会は,イクレイ事務局を通してイクレイの理事会に,意見と決意を提案します。イクレイ理事会の賛成のもとに協議会の活動(解決策)は,イクレイの活動方針になります。
16 財源
世界市長・首長協議会は,個人,すなわち,気候変動に関心のある市長や他の自治体リーダー自身の意思として,参加を表明した会員有志の組織である。
協議会は,出資者,資金提供者,資金援助者による独立採算により運営される。
世界市長・首長協議会では,(a) イクレイの本部の事務局, (b) 代表の活動, (c) 会議,のために資金が必要である。
(a)事務局
・事務スペースと機材
イクレイは,世界事務局内に事務スペースと機材を提供する。そして,それはトロント市,カナダ政府の厚意によって提供される。
・事務員
イクレイは,世界市長・首長協議会に必要な事務員を提供する。パートタイムから始める。協議会が大きくなり,仕事の展開に従って,フルタイムにする必要になるかもしれない。これには特定の資金が必要である。
(b)代表の活動
名誉議長,議長,副議長,リーダーシップグループメンバーは,他の協議会会員同様,会議や重要行事における協議会代表としての参加経費(旅費,宿泊費,食費)は,自己負担とする。
(c)協議会の会議
協議会の会議経費(準備,受入)は,それぞれの主催都市によって提供された資金,企業や政府の後援などにより賄うこととする予定である。
協議会の会員と同様,リーダーシップグループメンバーは,会議に出席するための経費は自己負担とする。
17.年会費
協議会は,会員によって共同運営されている独立機関であることから,協議会の各会員が事務局の年毎の経費を負担することとする。
事務局は予算を提出し,設立総会で賛成を得て,WMCCCの第1期協議会の会員に年会費を請求し,第1期終了後,会費は実際の経費により,参加会員と協議調整することとする。
財政面その他負担していただく範囲において,名誉議長,議長,副議長は,会費を免除される。
第1期(2005年12月~2006年11月及び2006年12月~2007年11月)の年会費は,1,000米ドル(協議会会員の賛成による)とする。
18.登録
協議会への参加者は,事務局に登録手続をする。
19.事務局
協議会の事務局は,活動の提案や,文書の準備,決定を実行するなどの業務を担い,正副議長及びリーダーシップグループを支える任を負う。
協議会事務局は,イクレイ世界事務局がその機能を担う。
(事務局所在地)
ICLEI-持続可能性をめざす自治体協議会 世界事務局
カナダ オンタリオ州 トロント市 M5H 2N2
ウエスト・タワー16階 トロント市役所
電話 +1-416/392-1462
FAX +1-416/392-1478
Eメール world.mayors.council@iclei.org
(2005年12月5日 設立総会で承認)

