ケープタウン市、グリーンゴールレガシー報告に着手(7.25)

- 左から右に、ドイツ総領事館のハンス・バスマン、ケープタウン市長の市会議員パトリシア・デ・リール、西ケープ州のヘレン・ツィレ、ブラジル総領事館のジョーキン・サレス(ブルース・サザーランド撮影)
2010FIFAワールドカップを主催したケープタウン市は、グリーンゴール事業を行うことにより、当の国際大会が環境にもたらす影響を抑えるのに成功している。
グリーンゴールの下、4年にわたって、CO2削減、エネルギー効率、水質保全、生物多様性、普及啓発、グリーンビルディング、レスポンシブルツーリズムを含めさまざまな環境テーマに取り組む、42の持続可能性に関する事業が実施された。
ケープタウン市議会館で開催された催しで、ケープタウン市長を務める市会議員パトリシア・デ・リールは、「42のうち17は、後世に残るものであり、これらの事業が住民や観光客にもたらすものは、事業が終わりずっと後になってわかるでしょう」と述べた。
デ・リール市長は、「ケープタウン市は、気候変動、生物多様性をはじめ、複数のグリーンゴール事業の受け入れにおいて、主導的な役割を果たしています。市のスタジアムとワールドカップを開催したほかの地域におけるカーボンフットプリントを最小限に抑えるために、クリーングリーンテクノロジーに我々が多大な投資を行ったことは、ケープタウンが気候変動問題に深く関わっていることを証明しています」と述べた。
市長は、「ケープタウンスタジアムのそばに作ったグリーンポイントパークは、生物多様性を展示する庭とでも言うべきものであり、住民や観光客に市内の花の多様性に注目してもらえるようになりました。」と話した。
加えて、「大きな行事は、グリーンゴール事業と同時に実施するなど、責任をもって画期的な方法で計画すれば、とても大きな経済的、社会的、環境的利益をもたらすことができます。こういった行事により市の経済は活性化され、雇用の創出や、生活に必要なサービスの配給を改善することに繋がります」と述べた。
西ケープ州首長のヘレン・ツィレは、ケープタウンスタジアムの立地がもたらす環境への利益について語った。立地の公表当時は、さまざまな批判が巻き起こっていた。
ツィレは「ケープタウンスタジアムがあの場所にあることで、市に徒歩、自転車、公共交通の総合交通のコンセプトが導入されました。ケープタウン市民の公共交通機関に対する考え方を変化させることが出来ました。その考え方は今後もずっと変わらないでしょう。後世に残る遺産となったのです」と話した。
ツィレは、「この教訓を市域や世代を超えて受け継いでいけるよう、今後も指導を続けていくために」グリーンゴールの遺産を報告することの重要性を強調した。
グリーンゴールレガシー報告によれば、ケープタウンスタジアムの達成事項は下記のとおり。
(翻訳協力:成瀬諒輔)
グリーンゴールの下、4年にわたって、CO2削減、エネルギー効率、水質保全、生物多様性、普及啓発、グリーンビルディング、レスポンシブルツーリズムを含めさまざまな環境テーマに取り組む、42の持続可能性に関する事業が実施された。
ケープタウン市議会館で開催された催しで、ケープタウン市長を務める市会議員パトリシア・デ・リールは、「42のうち17は、後世に残るものであり、これらの事業が住民や観光客にもたらすものは、事業が終わりずっと後になってわかるでしょう」と述べた。
デ・リール市長は、「ケープタウン市は、気候変動、生物多様性をはじめ、複数のグリーンゴール事業の受け入れにおいて、主導的な役割を果たしています。市のスタジアムとワールドカップを開催したほかの地域におけるカーボンフットプリントを最小限に抑えるために、クリーングリーンテクノロジーに我々が多大な投資を行ったことは、ケープタウンが気候変動問題に深く関わっていることを証明しています」と述べた。
市長は、「ケープタウンスタジアムのそばに作ったグリーンポイントパークは、生物多様性を展示する庭とでも言うべきものであり、住民や観光客に市内の花の多様性に注目してもらえるようになりました。」と話した。
加えて、「大きな行事は、グリーンゴール事業と同時に実施するなど、責任をもって画期的な方法で計画すれば、とても大きな経済的、社会的、環境的利益をもたらすことができます。こういった行事により市の経済は活性化され、雇用の創出や、生活に必要なサービスの配給を改善することに繋がります」と述べた。
西ケープ州首長のヘレン・ツィレは、ケープタウンスタジアムの立地がもたらす環境への利益について語った。立地の公表当時は、さまざまな批判が巻き起こっていた。
ツィレは「ケープタウンスタジアムがあの場所にあることで、市に徒歩、自転車、公共交通の総合交通のコンセプトが導入されました。ケープタウン市民の公共交通機関に対する考え方を変化させることが出来ました。その考え方は今後もずっと変わらないでしょう。後世に残る遺産となったのです」と話した。
ツィレは、「この教訓を市域や世代を超えて受け継いでいけるよう、今後も指導を続けていくために」グリーンゴールの遺産を報告することの重要性を強調した。
グリーンゴールレガシー報告によれば、ケープタウンスタジアムの達成事項は下記のとおり。
- 推定15%の節電。
- 推定27%の節水。
- 58%の廃棄物が埋め立てられるかわりに、リサイクルへ回された。国の廃棄物埋め立て削減目標は20%だった。
- ファンの40%が試合を見に行くために公共交通機関を利用、また13%が徒歩で試合会場へ行った。これは、50%がスタジアムに行くために公共交通機関もしくはエンジンを使わない交通手段を使うようにするという国の目標を上回った。
- CO2削減事業により、大会におけるカーボンフットプリントの95%を相殺した。
(翻訳協力:成瀬諒輔)

