ICLEI Local Governments for Sustainability
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3.ICLEI-運動(Movement)として
3.  ICLEI - 運動(Movement)として

ICLEIは、地球公共財を保護すると共に、地域の持続可能性の問題点に取組む様々なキャンペーンやプログラムを開発し実施する。さらに、地域の行動をアジェンダ21、リオ会議(地球サミット)、居住問題解決のための世界行動計画(Habitat Agenda)、国連ミレニアム開発目標およびヨハネスブルグ実施計画など国際的に合意された目標につなげる。
ICLEIは、運動として、地域の優先事項に取組む地方自治体の地域行動プログラムの開発および実施を支援するために、参加型で長期間の戦略的計画プロセスとして、ローカルアジェンダ21を推進するキャンペーン、プログラムとプロジェクトを実施する。例:貧困;不正、紛争および社会不安;不測の事態に対する脆弱性;不健全な環境など相互関係のある課題に取組むためにコミュニティや地域のステークホルダーと協働する。

ローカルアクション21は、ヨハネスブルグで開かれた2002年持続可能な開発に関する世界サミットの自治体セッションで開始された。ローカルアクション21は、ヨハネスブルグ後の10年間に、ローカルアジェンダ21の行動重視段階に向かう地方自治体の標語、使命および運動である。ICLEIは会員に対し、実験的プロジェクトへの参加、地域独自のアジェンダおよび選択された下記の優先分野を通して、ローカルアジェンダ21(持続可能な開発計画、政策)を実施する際の活動支援およびガイダンス機会を提供する。

-貧困、不正、紛争や社会不安;不測の事態に対する脆弱性;環境劣化など、持続可能性を阻む主な障害と取り組みながら持続可能な地域社会や都市を築く。
-気候や淡水などの地球公共財を守ると共に、地域も恩恵を受けるようにする。
-持続可能な開発を揺るぎなく実行していくための原則、政策と実施方法、メカニズム、ツールを確立する。

ICLEIは、土地/土壌や生物多様性などローカルアクション21で取り上げられたその他地球共有財(global common goods)の保護を効果的に支援し、活動資金を調達する方法を検討する。

ICLEIは、都市環境協定(Urban Environment Accords)、またはオールボー憲章(Aalborg)やアジア太平洋都市環境市長会議(MAPES)などの地域レベルの行動への参加のフレームワークを導入することを会員に推奨する。

3.1持続可能な地域社会と都市の構築
3.1.1 回復力のある地域社会と都市
◎ビジョン
ICLEIは、「地域の回復力を高めるアジェンダ」の開発を主導する。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、地方自治体が不測の事態に対する都市と地域社会双方の回復力を高める参加型行動計画である「回復力のある地域社会と都市」イニシアチブの開発時に、ローカルアジェンダ21計画作成の専門技術および経験を十分に活用する。

◎目標
(a)自然災害や産業災害、環境の緊急事態、経済危機などの不測の事態に対する地域の脆弱性に取組む、「地域の回復力を高めるアジェンダ」を開発し実行するための手法とツールを開発、試行し、関連先進事例を実施する。

3.1.2 公正、平和、安全な地域社会
◎ビジョン
ICLEIは、「平和と安全の地域アジェンダ」の開発を主導する。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、地域の不正、紛争、社会不安に取組む「平和と安全のためのローカルアジェンダ」を推進する「公正、平和、安全な地域社会と都市」プログラムの開発時に、ローカルアジェンダ21計画作成の専門技術および経験を十分に活用する。

◎目標
(a) 地域の貧困問題に取組む「地域の回復力を高めるアジェンダ」を開発し実行するための手法とツールを開発、試行し、関連先進事例を実施する。

3.1.3 活気ある地域経済
◎ビジョン
ICLEIは、「地域の活気ある経済アジェンダ」の開発を主導する。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、各コミュニティの独自の長所とチャンスを利用する「地域の活気ある経済アジェンダ」を推進することによって貧困問題に取組む「活気ある地域経済」プログラムの開発時に、ローカルアジェンダ21計画作成の専門技術および経験を十分に活用する。

◎目標
(a) 地域の貧困問題に取組む「地域の活気ある経済アジェンダ」を開発し実行するための手法とツールを開発、試行し、関連先進事例を実施する。

3.1.4 環境効率性の高い都市
◎ビジョン
ICLEIの会員は、乏しい環境資源の利用の効率性を体系的に高めるための管理手段を協調して導入す
る。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、環境資源不足や地域社会による環境資源への不平等なアクセスに取組む「環境効率性の高い都市プログラム」を開発する。

◎目標
(a)グローバル・フットプリント・ネットワーク(Global Footprint Network)と提携して、イクレイ全会員自治体のフットプリントに基づき、エコロジカル・フットプリントの計算と開発の監視を行い、3年に1度の世界大会で報告する。

(b)環境資源の継続的な管理システムとして、全ての会員にエコバジェット(eco BUDGET®)の導入を奨
励する。

3.2 地球共有財の保護
3.2.1 気候変動防止都市(CCP)キャンペーン
◎ビジョン
CCPキャンペーンの、気候変動に対する行動に特化した地方自治体の最大かつ最も有効な運動としての役割を維持する。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、協調して様々な地域行動を行うことによって、地方自治体が温室効果ガスの具体的な削減を達成するために、引き続き成果重視型キャンペーンの手法を用いる。さらに、ICLEIは地方自治体の気候変動への適応策の導入を進める。温暖化防止地域計画や政策は、地域社会の住みやすさを改善するとともに、人々の生活を支えているその他の地球共有財(大気、水、土、生物多様性、健康など)の保護にも貢献するものである。

◎目標
(a)世界規模のCCPキャンペーンを確立する。

(b)効果的なキャンペーンガバナンスを確立し、「気候変動に関する世界市長・首長協議会」を通して政治的発言権を高め、国際的な調整機能を強化する。

(c)気候変動に関する都市間の協力を促進する。

(d)モデルコミュニティープログラムを通して、再生可能エネルギーを促進する。

(e)地球規模の炭素市場への自治体の参加を促進し、主導する。

(f)CCPキャンペーン参加自治体による温室効果ガスや大気汚染の削減活動の実践を支援するために、資金調達方法を見出し、財源を確保するための協議を行う。

3.2.2 水キャンペーン
◎ビジョン
水キャンペーンは、優れた水ガバナンスと統合された水資源管理を通して、地方自治体の水質と水へのアクセスの改善を支援する。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、地方自治体が、水質、水の利用可能性、水へのアクセスを改善することをめざす地域戦略アジェンダを策定し実施するために、実行成果を重視したキャンペーン枠組みと手法を用いる。

◎目標
(a)アフリカとオセアニアで水キャンペーンを構築・統合し、有効なキャンペーンガバナンスと国際的な調整機能を確立する。

(b)実行成果重視キャンペーンの方法と持続可能な開発のための計画づくりを結びつけ、地域水アジェンダの策定と実施のためのツールと、先進事例づくりを行う。

(c)政府、非政府組織、専門団体やビジネス・セクターとの戦略的協力関係を維持、強化する。

3.2.3 生物多様性
◎ビジョン
地方自治体の生物多様性イニシアチブ促進におけるICLEIの役割についての、概念づくりを行う。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、ケープタウン市によって提案・主導される生物多様性イニシアチブに関するローカルアクションの概念化に関心のある会員の参加を促進する。

◎目標
(a) 都市の生物多様性問題への理解を広げ、行動を促進する、生物多様性に関する地域間の地方自治体ネットワークを創設する機会を見出す。

3.3 参加型ガバナンスと持続可能性管理
◎全体的戦略アプローチ
ICLEIは、地方自治体が、地域ガバナンスの原則、政策と実践、メカニズム、最新システムおよびツールを自治体運営に導入することを支援し、地域行動プログラムの実行、効果的モニタリング、継続的な条件改善を確固としたものにする。
ICLEIは、アドボカシー、研究・開発・実験的プロジェクト、キャパシティ・ビルディング・ネットワーク、研修・ガイダンスの面で貢献する。

3.3.1 地域ガバナンス
◎ビジョン
ICLEIのローカルアジェンダ21の分野でのメリットと実績は、参加型の持続可能な開発計画策定プロセス(LA21)の推進時に主導的役割を保つことによって称賛される。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、地域に根ざした持続可能な開発のための参加型計画策定プロセスとしてのローカルアジェンダ21を継続して推進し、持続可能性の追求やそれを実行するためのメカニズムの障害となっている主な問題と取組むプロセスに力を入れつつ、ローカルアジェンダ21運動への支援を続ける。

◎目標
(a)ネットワークづくりを促進し、ガイダンス提供や研修を行うことにより、国別、地域別のローカルアジェンダ21プログラムや持続可能な都市キャンペーンを継続的に実施、協力する。

(b)ローカルアジェンダ21自己評価ツールの利用をその他地域に拡大し、ウェブ上でのローカルアジェンダ21評価機能を開発する。

3.3.2 持続可能性管理
◎ビジョン
ICLEI会員は、トリプルボトムライン報告(Triple Bottom Line)と共にエコバジェット(ecoBUDGET)を有用な管理メカニズムと考える。これによって、ICLEI全体の目標と達成度を集約し報告することが可能になる。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、地域の持続可能な開発を確固として実行していくための核として機能する、持続可能性管理メカニズムの開発、推進、適用を行う。

◎目標
(a)世界の地方自治体にエコ・バジェット(ecoBUDGET©)システムを奨励し、より多くの国で実験的プロジェクトを開始し、関連するコンサルタント・サービスを提供する。

(b)地方自治体、特にICLEI会員に対し「トリプル・ボトムライン」(Triple Bottom Line)報告を奨励し、関連するコンサルタント・サービスを提供する。

(c)持続可能な地域社会づくりのための包括的長期計画を推進する。

3.3.3 持続可能な自治体の購入
◎ビジョン
ICLEIは、持続可能な自治体の購入を推進する、地球規模で指導的な地方自治体の連合組織である。

◎戦略的アプローチ
ICLEIは、世界の地方自治体に対し、その購入予算と購買力を環境や社会面に配慮した製品とサービスに向けることにより、持続可能な生産と消費の実行を奨励する。

◎目標
(a)「持続可能な自治体の購入キャンペーン」(Sustainable Procurement Campaign)を強化し、他地域にも拡大する。

(b)ヨーロッパの地方自治体の購買担当者ネットワークを広げ、その他のICLEI活動地域にも提供する。

(c)ICLEI会員にガイドライン、ツール、情報を提供する。

(d)持続可能な生産と消費のパターンを実現する方法として、世界の地方自治体に対し、持続可能な自治体の購入の促進を行う。



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