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イクレイEニュース(2010年11月26日)
  • 世界の首長がメキシコシティ協定に署名!

2009年のコペンハーゲンに続くメキシコ、カンクンでの国連の気候変動枠組条約第16回締約国会議の開催をちょうど1週間後に控えた2010年11月21日、ICLEI会員であるメキシコ市の主催で世界気候首長サミットが開かれました。世界気候首長サミットでは、ボゴタ、ヨハネスブルク、ロサンジェルス、ブエノスアイレス、リオデジャネイロ、サンパウロ、パリ、イスタンブール、バルセロナ、ナント、京都市、名古屋市など、出席した43カ国138の首長がメキシコシティ協定に署名しました。

気候変動に関する世界市長・首長協議会(WMCCC)の会長であるマルセロ・エブラルド市長の主催によるこのサミットでは、世界中の首長が集い、気候変動について話し合いが行われました。参加首長は協定に署名し、気候変動を食い止めて温室効果ガスの排出量を削減する方策を取り入れ、各都市が気候変動問題と取り組むための監視および検証のメカニズムを確立することを約束しました。

「我々は、地球温暖化の進行を緩める戦いに勝つのは、各都市においてであるということを、国際社会に伝えなければならない」と、マルセロ・エブラルド市長は会議の準備段階で述べています。

また、イクレイ会長のデヴィッド・カドマン会長は次のように述べています。「メキシコシティ協定を策定するためにエブラルド市長がイニシアティブを取り、世界中の都市がそれぞれの気候変動対策を実証し、また新たな誓約の要素として、市の実績の報告も行う。ヨーロッパのEU市長誓約や米国の全米市長会気候保護協定といった地域イニシアティブを補完するものをここに見ることができたのはすばらしいことだ。世界のさまざまな都市が声を1つにするため手段がここにできたのである。」

メキシコシティ協定は、メキシコ・カンクンで今月末に開かれる国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局に提出されます。

メキシコシティ協定(原文)はこちら(英文)
(和訳版をご希望の方はイクレイ日本までお問い合わせください。)


  • カーボン都市気候レジストリ(cCCR)がメキシコシティで始動

カーボン都市気候レジストリ(cCCR)は、気候における世界都市誓約(the Global Cities Covenant on Climate)、別名メキシコシティ協定(the Mexico City Pact)における公式な報告メカニズムです。2010年11月21日に、メキシコシティ市長のマルセロ・エブラルドが主催した世界気候首長サミット(the World Mayors Summit on Climate)で始動したcCCRは、世界各国の都市が、各自の気候変動に対する取り組みを1つの集約されたプラットフォームに報告することを可能にするもので、自治体のための自治体によるシステムです。

cCCRは、気候の取り組み、実績、公約の比較可能性、透明性、説明責任を可能にし、地域的な気候の取り組みに国際的な信憑性を与えるサポートを行います。

国連の気候会議において、国家政府間で中心となる議題の1つに、各国政府の気候の取り組みを、測定、報告、検証可能な方法で追跡調査するにはどうするかという問題があります。cCCRは、自治体におけるこの必要性を満たしており、それぞれの都市の気候情報を世界に公表するための、最も信頼のおける都市のメカニズムとなるはずです。

cCCRは、2009年12月のコペンハーゲンサミットで、イクレイと国連環境計画が始めたBonn Center for Local Climate Action and Reporting – carbonnが運営することになります。利用者の登録、気候データの報告、都市とそれぞれの気候責任について検索可能な情報などは、Carbonnのウェブサイトから閲覧可能です。

世界気候首長サミットにてcCCRを紹介するイクレイのプレゼンテーションはこちらからご覧いただけます。



  • COP10で都市が画期的な成果を挙げるためにイクレイが果した役割


今年10月に愛知県名古屋市で開催された「生物多様性条約第10回締約国会議(CBD COP10)」では、新しい計画、「生物多様性のためのサブナショナル政府、都市その他地方自治体に関する行動計画(2011-2020)」の採択により、自治体に対してのこれまでにない支援を得ることができました。 

イクレイの「生物多様性のためのローカルアクション(LAB)」は、COP10に併せて「生物多様性国際自治体会議」を愛知県・名古屋市とともに共催し、上記計画の理解を得る上で、また自治体に重要な基盤を提供する上で、中心的な役割を果たしました。

イクレイ会長のデビット・カドマン氏は、「世界レベルで生物多様性条約(CBD)の目標を達成するには、政府が都市や自治体を支援し、緊密に連携することが必須であると認めたのは、国連の歴史における大きな一歩です」と述べています。

イクレイのLABプログラムでは、COP10終了後、詳細なレポートを作成しました。レポートはLABのウェブサイトからダウンロードできます。



  • ワールド・クライメート・サミットとCOP16


ワールド・クライメート・サミットは、メキシコのカンクンで行われる「国連気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)」と並行して12月4・5日に開催されるビジネス会議です。イクレイはこのサミットの共同主催者であり、協賛団体の中で唯一の自治体の代表です。会議では、気候変動の解決策を見出すために、企業や投資者、政府(国と自治体)のボトムアップ方式での連携に重点を置きます。

サミットに関する詳細はこちらをご参照ください。

サミットの協賛団体リストは増え続けており、ビジネスやメディア、国際ガバナンスの分野の明確なビジョンを持つ著名な団体が名を連ねています。例えば、タイム、ダウ・ジョーンズ、英国の気候変動に関する企業 リーダーグループ、フィナンシャル・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル・ヨーロッパ、シーメンス、国連環境計画(UNEP)金融イニシアティブ、国連グローバル・コンパクト、世界銀行などです。

イクレイ会員の皆さまは、イクレイを通して申し込んでいただいた場合、無料でサミットにご参加いただけます(一般参加費1000ドル)。詳細はiclei-japan@iclei.orgまでお問い合わせください。

2010年11月29日からカンクンで開催されるCOP16期間中のイクレイの活動は、ロードマップのウェブサイトでビデオと共に随時お伝えします。



  • 都市と気候変動への適応策会議「Resilient Cities 2011」―参加への呼びかけ、まもなく開始

24の協力団体と500を越える参加者が集い成功裏に終わった第一回の会議に続き、都市と気候変動への適応に関する二回目の世界会議が、イクレイ、気候変動に関する世界市長・首長協議会、ボン市の共催により、2011年の6月3日から5日までドイツのボンで開催されます。

今回も6月の「UNFCCC―気候変動枠組条約」の会議に先立って開かれる、Resilient Cities 2011(都市と気候変動への適応策会議)は、都市や地方自治体が気候変動への適応と回復力構築へのアプローチや解決策に関する意見交換、学習、ネットワーク作り、討論、政策策定をするために見逃すことのできない機会です。

技術面での重要討議をさらに進める中で、地方自治体の意思決定者である市長たちは、昨年は22の都市と19の国が参加した「気候変動適応フォーラム2011」で政治的指導力を発揮し、この会議を後押しするでしょう。

参加募集を間もなく開始します。プレゼンテーション、パネル、ワークショップ、ポスター、共催イベント、などの申し込みを受け付けます。この機会を利用して、自治体の都市と気候変動への適応に関する経験を、世界フォーラムでぜひご発表ください。お申込み締切は2010年の12月30日です。
※(12.10追記)締切は2011年1月18日まで延長されました。

詳細はこちら(英文)
お問い合わせbonn2011@iclei.org、もしくはイクレイ日本まで


  • イクレイ戦略計画 2010-2015


イクレイ世界理事及び各事務局長は2010年10月、インチョン(韓国)に集まり、次年度のイクレイ戦略について議論しました。諮問委員会の要請を受けて、理事会はイクレイ戦略2010-2015を、戦略の実施に対してコメントや情報を提供してもらうために、全てのイクレイ会員に配布することを承認しました。

イクレイ戦略計画2010-2015は、
・connecting leaders(リーダーたちを連携させる)
 ・accelerating action(活動の促進)
・being a gateway to solution(解決策への突破口)
により、世界的な環境問題に取り組んでいる都市と共に活動する団体として、イクレイを新たなステージに立たせるものです。

イクレイは、解決策を実行し、変化を引き起こし続けることに取り組んでいます。イクレイは8つの目標を設定して、その狙いを定義しました。これらの目標は、「持続可能な都市に対するイクレイのビジョンは?」「イクレイ会員は何を追い求め、達成しようとしているのか?」といった、日常的な疑問に応えるものになっています。

 
目標1:統合された持続可能性政策
目標2:資源効率性の高い都市
目標3:生態系サービスを確保する「生物多様性都市(BiodiverCities)」
目標:4 低炭素かつ気候ニュートラルな都市
目標:5 回復力のある地域社会
目標:6 環境配慮型のインフラ
目標:7 環境配慮型の都市経済及び雇用
目標:8 健康で幸福な地域社会

イクレイ戦略の概要(日本語)はこちらをご覧ください。会員の皆さまのご意見・ご感想をお待ちしております。


(翻訳協力:立石ゆかり、有光圭子、山本志保、増井都)
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