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汚泥・生ごみのガスをエネルギーに(8.24)
 全国の各自治体で、下水汚泥や生ごみの処理過程で発生するバイオガスをエネルギーとして利用する取り組みが広がっている。バイオガスとは、生ごみや下水処理場で出る汚泥を発酵、分解させることで発生する可燃性ガス。生物由来の資源であるため、燃焼時にCO2を増加いさせないとみなされる(カーボン・ニュートラル)。主成分はメタン。

 イクレイ会員都市である神戸市では、神鋼環境ソリューション、大阪ガスと協働で、バイオガスを都市ガスとして利用する実証実験をすでにおこなっており、今秋にも工場や住宅に供給する予定である。1立法メートル当たりの価格は実勢価格の約130円より安くなる見込み。また、神戸市ではバイオガスを天然ガス車にも利用している(全国初)。
※神戸市の報道発表資料はこちら

 環境先進都市の横浜市では、資源循環局と環境創造局が協働で生ごみのバイオガス化実証実験を開始している。
※横浜市の報道発表資料はこちら

 大阪市では、下水処理場で発生する消化ガス(バイオガス)を燃料として活用する上で、実現性の高い事業案を選定。都市ガス供給への検討を始めた。
※大阪市の報道発表資料はこちら

 長野県上田市では、今秋から公用車にバイオガスを使用する。
※上田市のバイオマスタウン構想はこちら

 東京都調布市と府中市は、ごみ処分場の生ごみからバイオガスを回収する研究を開始、新潟県長岡市は2013年から同様の事業化を目指している。

 またイクレイで発売しているケーススタディシリーズ97(英語版では107)「バンデイランテスの埋め立て地ガスをエネルギーに変えるプロジェクト(ブラジル・サンパウロ)では、埋め立て地で回収したメタンガス(バイオガス)をエネルギー化する事例を紹介している。こちらは2004年にすでに始動しており、温室効果ガス排出量を大幅に削減し、地域住民の環境、社会、健康、経済の利益を確保するという成功事例である。(※日本語版は近日発行予定)

 その他、イクレイラテンアメリカ/カリブ海事務局によって「ごみ埋め立て地のバイオガス利用マニュアル」が作成されている。詳細はこちら

※本稿は、2010年7月7日付日本経済新聞の記事より一部抜粋しました。
ブラジル・サンパウロ「バンデイランテス埋め立て地」(イクレイケーススタディシリーズ97より)
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