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転換点に近づきつつある生物多様性 (2010.6.16)
国連の報告書によって、地球上の自然の損失が近い将来国家経済に損害を与え始めることがわかった。地球規模生物多様性概況第3版 (GBO3)は、いくつかの生態系において、人間にとっての利用価値が減少に向かう「転換点」を迎えようとしている可能性があると警告している。

このような転換点は、森林の急速な立ち枯れ、湖や海など水面における藻類の大量発生、サンゴ礁の大量死滅などを含んでいる。5月には、科学者達によって、2010年までに各国政府が生物多様性の損失を食い止めるという目標を達成できないことが確認された。国連の生物多様性条約事務局長のアーメド・ジョグラフ氏は「私たちは今までにない速度で生物多様性を失っている-絶滅の速度は、歴史上の種の絶滅速度の1,000倍に達する可能性がある」と述べている。

自然の損失と経済の損害の関係性は、決して単なる比喩表現ではない、と国連は確信する。生態系と生物多様性の経済学調査プロジェクト(TEEB)は、すでに森林の喪失による年間の経済損失を2-5兆ドルと算出しており、金融危機での損失を矮小化させてしまう。イクレイは、TEEBの地域行政に関する研究に参加しているが、その研究では自治体が生態系のバランスを保つために戦ってきたことを示している。これらの調査をもとに、政策決定において真の折り合いをつけるためには、生態系サービスの価値をきちんと評価する必要があることを分かってきた。
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